「SUZU特別分科会」開催のご報告
去る2023年10月16日から17日にかけて、日本商工会議所青年部第43回全国大会加賀能登の國いしかわ小松大会「SUZU特別分科会」を開催いたしました。
令和5年度日本商工会議所青年部および全国大会実行委員会が目指す「持続可能で心豊かな未来」「Power of Community ISHIKAWA」を創る為に必要である「Art&Design」化されたローカルCommunity(Nature・Culture・Nostalgia・Humanity)を表現する一つの答えをご参加頂いた方々に体感いただける機会となりました。
16日に開催された、『世界と共に創る 日本のローカル未来デザインサミット』では、人と自然が共に育んできた日本の美しい暮らしと、持続可能で心豊かな未来のコミュニティデザインを構想することをテーマに、Forbes JAPAN 執行役員Web編集長 谷本 有香様、藤本壮介建築設計事務所 主宰大阪・関西万博会場 デザインプロデューサー 藤本 壮介様、本田屋本店 有限会社代表取締役文化庁 日本遺産統括プロデューサー 本田 勝之助様、アートフロントギャラリー奥能登国際芸術祭プロジェクトマネージャー 関口 正洋様、珠洲市長 泉谷満寿様をお招きし、小野大会会長と合わせて、計6名がパネリストとして、また日本商工会議所青年部 木村麻子会長がモデレーターとしてご登壇いただきました。
サミットでは、珠洲が抱えている人口減少の問題に対する解決方法として、パネリストの皆様がそれぞれの目線から、事例を交えてお話いただき、地方が抱える課題の解決策を参加者全員で考える機会となりました。奥能登の魅力や、可能性を大いに感じることができたサミットになりました。
サミット開催後は、珠洲ビーチホテルに場所を移し、交流 能登・珠洲の伝統と美食の国際レセプションパーティーを開催し、八百万の神々の世界を表現した神事「あえのこと」を体験いただきました。『美食の交流会』というテーマで、外国人のゲストとともに能登の食材をふんだんに使用した食事で、伝統的おもてなし「ヨバレ」を体験いただきました。
17日は、AコースとBコースに分かれて、珠洲市内での地域創生に取り組む事業者を視察しました。合わせて、同時開催の、奥能登国際芸術祭2023の視察を行いました。
この特別分科会は、地域が抱えるさまざまな社会問題と課題に焦点を当て、里山・里海の資源を最大限に活かした地域創生の取り組みを共有するものとなっており、奥能登国際芸術祭2023と連携させていただくことで、ローカルとアート&デザインが融合した新しいコミュニティモデルの創出を参加いただいた方に実際に体験いただくものとなりました。
全国各地の単会の課題解決に役立てて頂き、今後のYEG活動の一助となる事を切に願っております。
結びに、開催するにあたり、ご来賓の皆様、パネリストとしてご登壇頂きました皆様をはじめ、ご参加いただきました皆様に、改めて、深く感謝申し上げます。